株式会社RE-SOCIALがジビエ(鹿肉)の販売を始めました。

近年、全国各地で深刻化している獣害被害。
鹿や猪の頭数は、この数年で3-5倍にまで増加したと言われています。
また、その被害は農作物だけでなく、里山の荒廃や農業意欲の低下にも繋がっています。このような現状に対し様々な政策が実施され、鹿や猪の捕獲頭数は伸びつつあるものの、高齢化や利活用する手段がないことから、捕らえられた命の約9割は廃棄されているのです。我々は実際に、鹿や猪が大量に埋設処分されている現場を目にし、「大切な命なのにこんなことがあってはならない」とジビエ業界への挑戦を決意しました。また最近では、高齢化による狩猟者の減少も顕著になっており、今後、狩猟の担い手が不足していく?という現実も存在します。

 そこで株式会社RE-SOCIALは、自然の恵みである大切な命を次の命へと繋ぐため、さまざまな商品ラインナップで鹿肉を販売します。狩猟から処理まで全工程を弊社で行うため、安心安全な鹿肉をお客様に届けます。

【編集部コメント】
害獣駆除という名目で捕獲される命。そして、商売にならないという理由で現在でも約9割が破棄される現実。
そんな現実にイノベーションを起こすため立ち上がった若き起業家たち。
彼らが今までの常識を覆し、新しい「当たり前」を創造することにエールを送りたいですね。